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相談所物語

土地を買う目的を、具体的に説明しないで買った為に起きた・・・話【No.163】

2016.02.11

 都会で働く春男(仮称)は、何処か静かな山間で、
釣りを楽しんでいる夢を見ていた。
 日焼けした背中を学校の先生に怒られたりした事を
思い出したりしていた。
 
 彼は自分の郷里について、こまかに説明をしなかった。
 自分の郷里についての「思い出」や「求める土地の将来像」を
話さなかった。

 土地を求める時、土地をどう利用しようと考えるが、
売主に説明しない場合が多い。

 何の為に、別荘地を求めるかを説明しなかった為に、
トラブルは発生した。
 土地には法的な規則があり、その規則の中で売買がなされるのが
宅建業上法的な仕事です。

 しかし、彼は何ら考えることもなく、代金を払い、権利書を
手に入れた。

 土地を入手してから、別荘をいろいろと考えて、2年が経った。
そして、設計事務所を訪ねた。

 すると、その上部に工場があり、土地も調査しなければ
ならなかった。
 結果、100万がかかった。

 2年で、売主は転売していた為、方法に困った。
 民法上は知ってから1年、宅建業法上は2年と規制が
あります

 民法上、土地を買う時の、要素の錯誤動機の錯誤かが
判断の基準になります。
「元々知っていれば買わなかった」か、「その位の問題なら
安いので買った」のか、売買の時点ではっきりしていれば、
トラブルは起きなかったのではないでしょうか!?

〈参照〉民法96・709

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