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相談所物語

中古住宅を買って所有権移転をしてから庭木は別だ・・・と言われた話【No.185】

2018.02.24

孝二(仮称)は、庭付戸建の中古住宅を購入した。

庭には、趣のある庭石があり、その石を囲むように、コケが生えていた。

これで池があり、鯉でもいたら、日本庭園そのものだった。

孝二は、今後の庭づくりの構想をめぐらしていた。

 

間もなく、庭師が入って来て、

「庭木は自分達が買ったのでこれから搬出します。」と言われた。

売主にこの事情を聞くと、

「中古住宅は売ったが、庭木は別ですよ」と言われた。

 

知人を入れ、お互いの立場を考慮し合いながら話し合いで解決をしたのだったが、

法解釈により「主物と従物」の考え方があり、

庭石・樹木・塀・石灯籠等は動産と判断されたりします。

価値は出費した個人の問題であり、それを売主・買主が判断することになります。

「土地及びその定着物」は不動産として、

それ以外は動産として規定していますが、その判断が悩むところであります。

いづれにせよ、売買については、一つ一つ確認する事が大切なのです。

 

(参照) 民法86、87 

    立木に関スル法律二条

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