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相談所物語

隣人が自分の建築予定地のぎりぎりに、家を建て始まったが、違反ではないのか?【NO.181】

2017.10.20

利行(仮称)は、三年前にマイホームの計画で土地を求めた。その間、いろいろなプランを考え、住宅展示場を見たり、建築中の家を見て廻った。資金も夫婦で一生懸命貯めた。ある日、自分達が買った土地を見て驚いた。隣りに建築中の家が自分達の土地ぎりぎりに杭打ちされていた。利行は、家を建てる時は1メートルぐらいは境界から離さなければならないはず・・・と思って、プランを書いていたのだ。建てる予定の建築会社に聞いてみると、「いろいろな条件によって異なります」と言われた。「土地を買うときに重要事項説明書に、書かれているのでは?」とも言われた。しかし、売主と相対で買い、重要事項の説明はなかった。何の為に土地を買うのか...

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「手付金」を30パーセント以上支払ったが・・・の話【No.180】

2017.09.16

 盛夫(仮称)は、気に入った土地があり、他人に買われる前に手付金を支払って契約をした。 知人にそのことを話すと、「手付」は20パーセントが限界で、それ以上は違反ではないか?と言われた。 宅地建物業法上は、20パーセントを越して手付金を受領することは出来ません。 しかし、これを超える金額はすべて無効となるのではなく、売買代金の一部前払いとして、即ち内金として授受することは出来ます。授受された代金の内容が問題なのです。 買主としては、「履行の着手」がなされた事になり、一方、売主側としては、手付けの倍返しによる契約の解除は出来なくなります。 宅建業法上、一般的に手付けとして授受される金額は、解約手付...

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土地・建物の評価は単一ではない・・・話【No.179】

2017.08.19

 利夫(仮称)は、42年間雑貨商を営んで来た。 思い出せば、毎朝店のシャッターを上げると、近所の人が買い物に来てくれる程の賑わいだった。 貯金と商工会からの借り入れで仕事を始めたのだった。 当時は「頼母子講」などという小銭を仲間内で利用し合っていた。「サラリーマン金融」等無かった時代である。 子供2人は、親子の時間を大事にしたいと公務員になった。 仕事に追われ、一緒に遊んでやれなかった反動だろう。 今やネット全盛、時代の流れには逆らえず店を閉じることを決めた。趣味や、孫達との会話を楽しもうと思っている。 近くの不動産業者へ売却を頼むことにした。しかし、業者によって売買予定額がマチマチだった。 ...

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親が亡くなり、兄弟で相続の話をしている間に月日が過ぎてしまいそうだった・・・話【No.178】

2017.07.15

 良夫(仮称)は、父の死後母と兄弟3人で色々考えた末に、相続を放棄する事に決めた。 父は事業をやっており、借り入れが多く、このままマイナスの財産は引き継がない方が良いとの結論となった。 母と2人個人商店として頑張ってきたが、無理を重ねてきたのだった。 しばらくして、財産の放棄は出来なくなるよと、親戚に言われ驚いた。 相続の申請期間について、3ヶ月という期限があることを、つい忘れていた。 それにしても、父がどこから借りているのか、財産はいくらあるのか、誰から借りているのか、調べるのは大変だった。 家中の書類を引張り出し、金融機関に問い合わせ、大慌てで詳細について調べた。 突然の父の死で母1人での...

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ある日、借家人がいなくなり、処置に困った・・話【No.177】

2017.06.16

 利夫(仮称)は、2棟のアパートを父から引き継いだ。 サラリーマンだった彼は、そのまま経営を引き継いだ。 そして3年が経った。 ある日「アパートの一室に誰も住んでいないようだ」と新聞屋さんから問い合せがあった。 調べてみたら電話番号は聞いているものの繋がらず、勤務先・保証人等も連絡が付かない。 サラリーマンの利夫は途方に暮れ、市役所に相談に行った。 不動産屋さん、司法書士さん、弁護士さん等、相談に乗ってくれますよと言われた。 又、「自分で勝手に借家人の荷物を片付けたりしたら、犯罪になりますよ!!」とも言われた。「えぇ!!」と利夫は驚いた。「強制的な行為は法治国家がすべて国家機関として行う」事に...

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新たな土地に、戸建住宅を建てたものの自治会について悩んだ話【No.176】

2017.05.20

 守夫(仮称)は新築した。 親の元に住んでいた頃は、自治会の事など全く関心がなかった。 アパートに10年近く住んでいても、自治会の事は、大家さんが対応していた為、地域のことは考えた事もなく、他人任せだった。 それにしても、こんなに煩わしいとは知らなかった。 ゴミ収集所の清掃担当、地域の道路清掃、公民館清掃、各種スポーツ・趣味の活動、募金活動、敬老、子供見守り、お祭り等々・・・ 併し、これが社会なのです。彼の両親は、やっていたのです。今もやっているのです。 こんな面倒なことなら、マンションの方が楽と考える人達もいます。 マンションの人達は、「お金」で第三者にお願いしている事もあるのです。 自治会...

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購入した土地の面積が売主の言う面積と異なっていた・・・話【No.175】

2017.04.15

 春夫(仮称)は、高校を卒業してから18年・36歳で念願だった不動産を手に入れる事が出来た。 幼くして父を亡くし、借家住まいの母は女手1つで兄姉を育ててくれた。 春夫はコツコツ真面目に働き夢のマイホームに1歩近づいたのだった。 住宅雑誌等を買い求め、色々プランを描いてみたり、住宅展示場を巡ったりした。 土地を買って8ヶ月経った頃、設計士の所へ相談に行った。すると、「この土地には希望する家は建ちません」と言われた。  家を建てるには、宅地建物取引業法や、建築法、さらには農地法等が絡んできます。 彼が買った土地は、第一種低層住宅専用地域と指定され、住居として理想的な場所です。 12メートル以上の家...

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