下層メインイメージ

相談所物語

権利金をサービスして貰ったら、翌年度、贈与と見なされた・・・話【No.153】

2015.10.02

和也(仮称)は、十年来サラリーマンとして働いたが、経験を生かし、そろそろ独立したいと思った。資金も貯まり、体力もある今がチャンスと思い、情報を集め、半年程してまもなく手頃なお店が見つかった。「居抜き」といわれる店舗内の備品を買いとる方法だった。又、権利金はサービスするとの事だった。初期投資もなくて、契約もスムーズに終了した。周りの人の話では契約金は100万円もするとの事だった。なぜこんなに安いのか心配したが、理由は、前のオーナーが身体を壊したので、お店を閉める為という事だった。権利金が授受されるのが通常の取引の場合は無償と判断されず、贈与とみなされて贈与税がかかってしまう事があります。さて今回...

記事詳細へ

自分一人で頑張ってみたけど、やはり専門家が必要だ・・・と悔やんだ話【NO.152】

2015.10.02

春一(仮称)は、負けず嫌いだった。父から継いだ性格だと親子とも自負していた。その甲斐あって、30才にしてマイホームを持てそうな所まで進んで来た。まずは、土地を求めなければならないと、いろいろと見て廻った。見て廻れば廻る程決められなかった。人には頼らず、自分の「根性」を頼みにチラシやネットで探し廻った。そして、1年が経った。そのうち、いい物件が見つかるだろうと、思っている最中にネットに「売りたい」という物件が出ていた。待っていた甲斐があると、物件を確認すると、南面に位置し、日当りも良く値段も春一の予算内だった。今回は「今がチャンス」と契約した。1年も待ったのは、この土地を買う為だったと喜んだ。不...

記事詳細へ

借家人の失火で、古いアパートが焼失したのに、損害賠償を請求された・・・話【NO.151】

2015.10.02

冬二(仮称)は、古いアパートを父から相続して10年経っていた。築40年の古い建物だった。幸いに、怪我人もなく、火事は消火された。古い建物だったので、これを機会に建て直そうと思った。しばらくして転居した旧借家人から、請求書が届いた。保険会社に問い合わせると、借家人賠償保険ではなく、損害賠償の請求らしかった。「借家人の財産を保全する住宅では無かった」との理由で賃貸人としての債務不履行があったと請求された。「失火の責任に関する法律」では、放火など除いて責任は追及されないと思っている人が見受けられます。過失で火事になっても「仕方がない」と思われています。日本の建築様式が燃えやすい為、その責任を失火元に...

記事詳細へ

「袋地」を売るのに苦労した・・・話【No.150】

2015.10.02

宏(仮称)は、親から相続した土地を売却しようとして、インターネットに載せた。暫くして、買いたいという人が現われた。3人の人達が現われたが、袋地である旨を伝えると、3人共、要らないと断られた。「袋地」はこんなに売れないのかと思った。その後も、反応があっても契約には至らなかった。正式にはこのような土地を「囲繞地」(いにょうち)と言われ、四方を他人に囲まれた土地を言います。しかし、「努力」と「運」で買主が見つかり、契約寸前まで進んだ。土地の値段は可成り安くした。今回も成約できなかった。囲繞地は、下水道法によって、隣りの土地を利用できる(有償?)と法律で定められています。なので、囲繞地が使いみちのない...

記事詳細へ

相続で受けた別荘を解体して、駐車場にしていたら、法律違反だといわれた・・・話【NO.149】

2015.10.02

良夫(仮称)は、八年前父が残した築40年も経つ建物を相続した。郷里での生活は考えられず、放置していたが、親戚の提案で、建物を壊して、駐車場にしたらどうかと言われた。早速、大工さんに解体して貰い、駐車場の整地や集客迄手配して貰った。駐車場の収入が入り、喜んでいた。3年経った頃、駐車場を買いたいと言う人が現われ、よく訊くと、店舗用地を探している人だった。駐車場にして3年しか経っていないので、一旦断ったが、相続して11年経ったし、田舎で暮らす予定も無いので売却することにした。しばらくして買主側の建築業者より電話が入った。今回の物件の上に、建物が建っており、建築用地として売却が出来ないと言われた。「エ...

記事詳細へ

境界がはっきりしないまま、マイホームを建てようとして境界杭で悩んだ・・・話【No.148】

2015.10.02

透(仮称)は、5年前父の死去により土地を相続した。子供達の小学校入学を契機にマイホームを建てることにした。父より相続した土地であった為、隣接者と面識はなかった。隣接者と面識がないまま、住宅の図面を家族と話し合った。ある段階で設計士と建築会社を決めた。ある日隣接者から境界について苦情が持ち込まれた。「勝手に境界内に入らないでくれ」との事だった。「境として木杭があるはずで、あなたの父親とは納得済のはずだ」と言われた。既に死亡している父からは境界の話は無かった。このままでは「不動産侵奪罪」又は「境界毀損罪」として訴えると言う。透はまったく聴き覚えの無い罪を被らされた感じであった。知人の不動産業者に聴...

記事詳細へ

理想の土地だと思い、契約したが、後日解約に応じてくれなかった・・・話【No.147】

2015.10.02

有三(仮称)は、マイホームに適した土地を探していた。インターネットで調べたところ、ある個人が売却したいと記載していた。有三は、地番を調べて現地を確認したところ、希望する条件を満たしていた為、早速買いたい旨申し込んだ。宅建業者を介さず、自分で探した土地だけに、喜びも大きかった。家族団欒の姿を思い描いた。値引きもしてもらい「すごーく」得をした気分だった。手付金として、百万円支払い、一週間後に残金を払う契約をした。しかし、物件を詳しく調べて見ると、道路が私道負担であったり、境界杭で隣接者と争ったままだった。納得しないので、代金の支払いを1ヶ月待って欲しいと申し込んだ。「権利と義務」を納得して買ったは...

記事詳細へ

pagetop