下層メインイメージ

相談所物語

民法の改正のお陰で、借家人を退去させられると、早合点した人・・・の話

2015.10.02

年男(仮称)は、資産の運営を考え、アパートを経営することとなった。いろいろ物件を見て廻ったが、決断できないでいる所へ、競売で応札したらどうかと、勧められ、裁判所へ出向いた。間もなく入札期限のアパートがあった。1、2階が4戸のスケルトン・タイプだった。こんなにスムーズに行くのか、と思われる程順調に行き、アパートを手に入れた。資産の運用はスタートしたはずだった。アパートに入居者がいることは前提で、その家賃を収入源と考えていた。しかし、賃料が定期的に入ってこそ、アパートの経営が成り立つのです。滞納が重なり、止むを得ず、退去を求めたところ、「払わないのではなく、今払えないのだ」と支払の延期を依頼された...

記事詳細へ

借入金は返したのに、抵当権が付いたまま放置した為、現金化できなかった・・・話

2015.10.02

信夫(仮称)は、あるサラリーマン金融から借り入れし、10年前返済した。借入れを返済し、ホッとしたまま、その後の事務手続を怠った、一般的には「返済は完了しました」との連絡で「ホッ」としてしまいがちです。お金を借りて、その担保として、抵当権の設定がなされるのが通常です。金融機関のお金は預金者の運用資金である為に、「担保かまたは与信」の範囲内で融資するよう、銀行法に定められています。今で言う、「リスクの管理」の対策です。従って、印鑑証明書の提出が求められ、抵当権の設定が行われます。しかし、その費用は借手負担となっています。信夫は、抵当権の削除の行為は、本人負担の為、通常司法書士に依頼することになりま...

記事詳細へ

建物の課税時期を誤解していた為、多くの税金を払う事になった・・・話

2015.10.02

勤(仮称)は、長年の夢であったマイホームを建てることになった。妻や子供の希望を入れ、理想的な建物を時間をかけて建ち上げた。知り合いの大工さんに頼んで、しかしお互いに確認することを忘れていた事があった。彼はマイホームを既に契約しているため、税率は変わらないと思った。そして、大工さんは建物は「竣工時」に課税されることをお互いに確認しなかった。自分1人で資金繰りをした勤は、竣工時課税なんて思いもよらなかった。物の売買は「売った、買った」した時、すべて税金がかかるものと思っていた。土地は資本移転の為、消費税の対象になりません。一方、建物は売買の対象となり、消費税が課税されるのです。しかも、契約時期は建...

記事詳細へ

景気の良かった頃求めた土地を、自分の自由に売れないことを知った・・・話

2015.10.02

由夫(仮称)は、縫製業を営んでいた。20年頃前はまだ順調に仕事はあった。工場を4つ持ち、社員も45人いた。世の中で言われる通り、景気は悪くなり、今では1ヶ所のみとなった。まさか自分にこんなことが降りかかって来ようとは思いもよらなかった。縫製の元請会社が倒産したのだった。景気は悪くなり、売り上げは減少する中で、納入先の倒産にあうという三重苦に苦悶した。幸いにも20年前買っていた土地があり、それを支払いに当てようと思った。これで、500万の支払いの目途が付いた、とホッとしたのだった。ところが、買い主に買い上げて貰う予定額では、根抵当が抜けてないと、銀行からストップがかかった。「根抵当」とは限度額を...

記事詳細へ

pagetop